欲求

欲求には十界がある。 地獄餓鬼畜生修羅 人間天上、 声聞縁覚菩薩佛。 四悪道までは自己中心で欲望肥大、人間天上で自利利他。 四聖で他を救う境界。 中でも菩薩は他に善を与え自らに悪を向ける境界。「無顧の悪人もなお妻子を慈愛す」、 佛界。 煩悩業苦、と言う。 その人がどれだけ立派な事を言っていても、行動が四悪道ならその人は両舌で四悪道の人なのだ。逆に普段凡人のようでも行動が菩薩ならば菩薩なのだ。 地ゆの菩薩は、人を救うに当たって方法として、折伏する。菩薩の心を以て折伏する。だから他日常的に無私の人でなくとも、心は菩薩。只末法に当たっては折伏を以て人を救う。 勤行もせず、折伏もしないのであれば、入信して不退転を誓って居ても、退転状態、地獄の近い凡人である。